「ねーぇ!しりとりしましょっ!」
え…(また唐突な)

私が有希ちゃんから薦めてもらった本を読んでいると、
ハルヒがきらきらとした目でこちらを見ていた。

しりとりしようぜ!

「何で?」
「なんとなくよなんとなく!ほら行くわよ!
コスプレ!

ハルヒがそう嬉しそうに叫ぶ。

なんでいきなりコスプレ!?
普通しりとりのりとかじゃないの!?

…まぁいいや蓮華

そのとき椅子に座って黙々と読書していた有希ちゃんが
ぽつりと呟いた。

「…芸能
え(有希ちゃんもやってたんだ)

ハルヒがくるりと方向転換して、お茶を配っていたみくるちゃんにびしっと指を指す。
指さしちゃいけないんだよ。

「う、ね!ほらっ、みくるちゃん、う!
「えっえぇぇ〜?海!
まともだ…

ちょっとほっとした…。

「み、ね!キョン!み!
はぁ!?
うん、まぁそれが普通の反応だよね

ごめんよ、キョンくん、と言うと…お前も苦労人だなといわれた。

「み…ミルク
ブハッ!
「なっ」
ご、ごめ…可愛くてさ…

ついつい噴出しちゃったよ。
あーあ汚い。


「く、ね!古泉君、く!
「くですか…」
なんでアンタはそんなに準備万端なの
「く、苦しみ!
無視かよ。そしてお前さり気に黒いな

次は私ね!とハルヒが張り切る。

「み、みくる!
「「…いや、人名はなしでしょ/だろ」」

あ、キョン君とかぶった(声が)。

んもー!
もーって…それがルールなんだからね
「じゃあみ、耳!」
最初からそれいったらよかったんじゃないの?

とりあえず次は私か。

「み、み、水!
「…頭脳

なんていうか有希ちゃんの頭脳に乾杯。

う?
「またみくるちゃんうだね」
ほぇぇ〜!えと、えっと、う、うなぎ!
ウナギ!?

な、なんか…(違和感が)。

「ぎ、ギター
「普通だね」
「悪いか」
いやいやいや

寧ろありがたい。

、ですか?それとも?」
「ハールヒ、どっちにすんの?」
「うーん、そうねぇ、たにしときましょうか!」
「だって」
「じゃあ、田んぼ

にあわねー。

「ぼ、帽子!
「し、視聴率!
「…
「め、メール!
「る?る、留守!
「す、すき焼き!





これ、いつになったら終わるのかなぁ。