ふぅ、疲れた!

Her changeable life
〜彼女の変わった生活〜

古泉に会えた嬉しさで一気に体温上昇という高度な技を使ってしまった私は、
ほくほくとした気持ちで、「あへ〜」と机に突っ伏していた。

今なら溶けられる。

「おい、
「どしたキョン、構って欲しかった?
違う


バッサリと切られた。
泣きたい。

「何すか」
「いや、の涎が垂れそうだったもんでな
「何だとぉ!」

確かに温泉に入った後、寝起きのときのように
ふわふわしていたが、それは無いだろう!

「ちくしょー…下に見られてる
最初からだけどな
「ヒドッ!」

キョンの鬼ー!と言うとはははと爽やかに笑ってくれるキョン。
ちょ…少し殺意が芽生えちゃったよどうしよう(知りません)

まぁキョンも苦労してるんだろうな…目の前で非常識な事ばっかり起こるんだものな。
ハルヒに振り回されてるんだもんな。

「…ああ、苦労してきたんだねキョン君
……


おもっきしお前にも迷惑してるんだよという視線を向けられた。
酷い。


「はぁ。それにしてもこの世界は平和だな…」
「…大変だったんだもんな

キョンが悪かった、というように頭を撫でた。
ちょ…!!不意打ち!

「だってね、あの後もう九死に一生スペシャルだったんだよ。
そして人には言えないやってはいけない事までやってしまった…(脱獄とか)

「…今から警察へ行かないか
嫌なお誘いいいいい!!!

もちろん断固拒否して、理由を話した。

「はぁ。なんかキョンに遊ばれてる」
「ああ、遊んでるからな
「(…!!遊んでる…!!なんて素敵な響き…!!!)」

のHPが100上がった、なーんちゃって。
でも遊ばれるより遊ぶほうが好きなの。私、攻めでSだかr(黙れ)

ふっふっふ。キョン君よ
「…なんだ(嫌な予感しかしないぞ)」
「ねーぇハルヒ!こっち来てー!笑えるもん見せるから!」

私はにやり、と笑い、
キョンのほうを向く。

ちなみにキョンは冷や汗を掻いている。しまった、という感じだ。
何か私思いっきり悪者っぽい。

右目に、ひゅん、と風が通った感じがする。
私の技が間違っていなければ、目は赤くなって、一になっているはず。

「(地獄道で…!!幻覚っ!)」

むっふふー。

「なーにどうしたのぶはっ!

初めにやってきたハルヒは噴出してお腹を抱えて笑い

「ど、どうしたんですか…わぁキョン君…
「…ユニーク」
「度胸ありますね」

みくるちゃんは何故か感心していて、
有希は無表情のままで、(でもやっぱり可愛い!)
古泉くんは少しだけ笑いを堪えているようだった。

は、は!?

今のキョン君の姿にあることがされてます。










キョーン。似合ってるよーその女子制服!





その後キョンに一発殴られました。
………………………痛い。






























2007.12.17