…わぁー。
自分にとって何が大切か考えること。それで人の生き方が決まる。
はい、こんにちはです。
現在ですね、うちのながったらしい廊下を歩いてウチの図書室へ向かってます。
あっ、自慢じゃないよ!(死ねよ)
「あ」
よし、着いた。紙のいい匂いがする。大好きだ、この匂い。
ちなみに図書室といっても学校の図書室みたいなもんだ。
…漫画とかおいてあるけど(えええええ)
私は図書室(別名萌え室)の扉を開いた。
「しっつれーしまーす…」
といっても誰もいないけどー。
少し埃っぽい室内の中で、窓から光が漏れていた。
「窓あけよっと」
よっ、という掛け声と共にがちゃり、と鍵を開ける。
からからと音を立てさせながら、外の空気を吸い込む。
「………ちょっと寒かった」
えへ☆(キモい)
あ、そうそう本探さなきゃ、
「えーと…」
きょろきょろと本棚を見回していると、
ぶわり、と大きな風が吹き込んだ。
「うぉ、そんなに今日風強かったっけか」
その時だった。
バサッ
「?」
後ろを振り向くと本が落ちていた。
大きさからして漫画の単行本かなにかだろう。
近寄ってソレを拾おうとした。
ら、
ヒュウォォォ!!!!!
「ええええええ何で行き成り風が出てくんの!?」
その本を中心に台風のような風が巻き起こる。
埃が舞うため、目が開けられない。
えええ、なんか悪魔とか召還できそーな本とか!?
…………………………………無いな。
そんなんあったらとっくにセバスチャンをs(黙れ)
「ぶわっつ!」
…なんだ、ぶわっつって。What's?(違)
風がやんで、驚きながらも目を開けた。
…ら。
「…かす…ざめ…(雰囲気ぶち壊し)」
カス鮫で有名なスックー…じゃねーやスクアーロがいました。(有名じゃない)
「う゛お゛ぉ…い?」
「…あっれー」
……………………
「あっ!」
「(びくっ)」
いっけねーフリーズしてた。(そこか)
…てゆうか、何でいんの?
どうやらスックー(スックー言うな)も同じ事を聞きたいらしく、
尻餅を着いたままこちらを呆け面で見ている。
…可愛i(黙れ)
「…えーと、取り合えず話聞いて…
本当、なんでもしますから剣向けるのはやめてください」
まじでちびりそう。(おま)
。・O。*
「っふーつっかれたー!」
あれから事情を話して家にスクアーロを滞在させ2週間。
大人しくしててくれてよかった。
逆にお母さんが大人しくなかったけどな!(発狂しそうだった、嬉しさで)
「う゛お゛ぉい、寝ろよ」
「うん分かった、今の声でちょっと覚醒したけど」
でかいよ声。
というか、何で私はこんな事に巻き込まれてるんだろうかね。
…トリップするよりはマシかな、トリップしたらすぐ死亡フラグ立つな!(泣)
意外とスックー優しいし。ママンみたい。
あ、うちの母さんじゃないよ、世間での基本的な、みたいな。
私は椅子の背もたれに顎を置いて、スックーをじっと見る。
「…(…恥ずかしい)」
「ねぇスックー」
「何だぁ?」
「スックー帰っちゃったら寂しいな私」
「はっ!?」
「(顔赤くしちゃってかーわーいーいー)だって詰まんないじゃんか、
一度食べたら忘れられない味みたいなもんだよ」
「う゛お゛ぉい!」
ぷふふーと笑ってヘッドホンを耳にかける。
楽しい事は多いほうが良いじゃないの。
すっくーは後ろを向いていたが、
明らかに耳が赤い。ベタだ。
すんげーベタ。
「(お前が笑うから、何にもいえねえだろぉ!)」
私はもう一度、パソコンに目を向けた。
。・O。*
「…スクアーロさん、何故透けてるんですか」
「…お前こそなんで敬語なんだぁ?」
はい、今ね、スックーにアイス渡そうと思ったの、
一緒に食べようかな、なんちゃって、みたいな(おま)
…したらね、
スックーの手が透けてるのォォォォォォ!!!!!(煩い)
「ええええええ
え、何これこれ帰っちゃうわけ?え、何、え?」
「う゛お゛ぉいおちつけぇ!」
「おちついてられっか!」
ちょ、ええええええ!?
「どどどっどどっどどどうしよう!」
え、ちょ、え、ええ!?
「お、おちつけぇ!」
バシン!
「いってー!おまっ、手加減しろよ!
痛いじゃんか!」
「うるせぇ!ちょっとおちつけぇ!」
う、と詰まり、
とりあえず落ち着く。
「…かえるんすね」
「…みてぇだなぁ」
「…
こんな辛気臭い空気やってられっかぁぁぁぁあぁ!!!!!!!!」
「!(びくっ!)」
ちゃぶだいがあったらひっくり返す。
マジで。
「私付いてくもんね!
明日「あーあ、もう別に良いや」って思うかもしんないけど、
今私付いてきたいんだもん!
私の気がすむまで、そっちに行く方法くらい考えてやっからな!」
天才舐めんなよ!と宣戦布告のようにスクアーロに指差す。
筈だった。
「…あっれーなんで指が透けてるのかな?」
「う゛お゛…」
あっれー☆(おま)
「…なんかデジャヴ…」
「…俺もだぁ…」
顔を見合わせる。
私もスックーも下半身が無い。霊のようだ(雰囲気ぶち壊し)
「…とりあえず、私の考えがあってるとして、
あっちで会えるといいな」
「…とりあえず俺の考えがあってるとして
俺はに会いてぇぞぉ」
その一言を最後に、私たちは消えました。
あーあ。(おま)
。・O。*
今、目の前に広がる光景に私は笑える気がするのだ。
かっこつけて言うわけじゃないが、
あの時いた彼に、私は会えたのだ。
つまり、それは、
「私の勘って当たるなぁ!」
…ふふ、超直感だったりして、なーんちゃって。
2007.12.28 title by 再会の時