ちょっと寒くなってきたし窓閉めよっと

Her changeable life
〜彼女の変わった生活〜

「じゃあは日本人なんさ?」
「そーそー」

只今汽車の中。

クロちゃんは汽車の中見に行ってます。
今はラビと話してます。

…………カワユs(黙れ)

「うちにもいるさー日本人」
「へー教団に?(…ああ)」

ユウちゃんかー(ユウちゃん言うな)

「神田ユウってーの。ユウって言うと怒るんだぜ」
「…男?(知ってるけど)
「うん」
「女の子の名前みたいだねぇ…そりゃあ怒るわな」

頬杖をつきながら、ラビの話を聞く。

「てかさ、ラビの名前もアレだよね、










ウサギみたい
「…Rabbitってか?
うん
「酷いさー」
いやいやいや

顔をきょとんと見合わせて、
それから噴出して笑う。

「あー…やばっ、ツボった
笑いすぎさ」
「だめー涙でてきたーやべぇ」

口を押さえて
顔を逸らす。

笑いがおさまってきて、口から手を外して
ラビのほうを向いた。

ラビはきょとん、とした後ボッと顔を赤くする。

「…どうした
「いやっ、その」
「え、何、照れてんの?(笑)
ち、違う!」

照れてんじゃん。
…何に?





もしや…………………無いな。うん、自惚れんのもいいかげんにしろ
コノヤローってことだねうん。


「ま、いいや」
「(ドキュン!)」
「ラビ、ちょっと酔ってきたから話パスね」
「お、おう」

ん〜目の前がぐるぐるする。

頭ン中ぐっちゃぐちゃして頭いてぇ。

「…大丈夫か?」
「だーいじょうぶだって。こういうのよくあるし。
さっきも言ったじゃん」

ふぅ、と息を吐き出して、
ラビを見る。
目つぶると余計悪化するしね。











ラビの揺れる明るい髪色を見ながら、時間を潰した。






























2008.1.26