ふげっ…(何)

Her changeable life
〜彼女の変わった生活〜

はい、ナルトの世界では影真似貰いました。
何故に?

もっと知名度高そうなのを…いや、でしゃばってすいませ(ヘタレビビリチキン)

…ていうか此処、










「(…アッシュフォードっすか…!!)」










切羽詰ってるからSTAGE24?辺りか。
みんながいる後ろにおっこっちゃったよ…危なっ。
否その所為で皆気付いてないけど。
ていうか瞬時に気配消したけど。


「(とりあえず…










空間の再構成!)」

とりあえず、指を鳴らして服も制服に。
こんな非常事態に怪しまれたら大変な事になるし。

よし、
ゆっくりとすこし近寄って様子を見る。

放送局のジャックか…



足音が、する。





手を上げて後ろを向け!





ちぃ…
なんでこんなバッドタイミングだよ…?

「銃を降ろ「銃、降ろしてください

リヴァルの前に立ちゆっくりとそう言う。

リヴァル、
「…大丈夫だから

ね、とミレイに笑う。
ミレイは不満げに眉を寄せる。
私は彼女と初めて話したって言うのに…
ちょっと申し訳ない。

…とはいったものの。
内心怖くて仕方ない。
どけないのは、怖いから。


本当は震えそうだけど、今までそういうことがあったから、
話す事も立っている事も出来る。





絶対だいじょぶだよ、みんな守るから

結局、自分のためだけれど(でもそれで皆助かるんなら悪くは無いと思うから





「ああ…そうかい!

アニメと同じ台詞に舌打ちしながらも、
冷静に振ってきた銃を手で掴む。
風が横切ってぱしり、と音がする。

神楽の力にかかれば、こんなの棒っきれ。

怖くて、手が震えそうで、あがらなかったらどうしよう、なんて、
格好つけといて、本当私かっこ悪い。





やめろ!





びくり、と肩が震える。
ああ、ルルーシュの声だ、と思った。

「手荒な真似はするなと言った筈だ」

いやいやいやむっちゃ手荒でしたけど(おま)(雰囲気ぶち壊し)

内心ちょっとほっとしてるんだ。
怖かったから。

じぃ、とルルー…じゃねーやゼロを見る。
皆見てるし別に不自然じゃないよね。

「で、でもよぉ!」

でも、もなにもないです畜生(泣)

本当怖かったんだからな!(チキン)
チビるかとおもったんだからな!(お前)


司令部って!?

ミレイ達が驚いていても私は只、じっとゼロを見ていた。





怖い思いをして、憎いんじゃない。
悪い奴だから、こんなの間違ってる、とか思ってるわけじゃない。

復讐者でも、悲劇のヒロインでもないんだ、私は。
そんな風にかっこつけても、全然決まらないし。

ただ、見ていたいと思っただけ。

今の世界、居心地のいい場所、それを失っても、捨てても、
求めるものを追う…失うものの、重さも知りながらそれでも、欲しがる。
その為、それだけの為に生きる…





それが、本当の覚悟

…?

シャーリーが喋っている私に不安げに話し掛ける。
この言葉は侑子さんが言っていた。

「…気にしないで、ただの、独り言だから」

苦笑するようにシャーリーの笑いかけ、また、ゼロを見る。

私は、ゼロ…いや、淡々と話すルルーシュを見て、
これが、本当の覚悟なのかな、と思った。

分かって、辛くなって、茨の道でも欲しいものの為に進んでいく。

私はこの世界の人間では無いし、
傍から見れば、無責任、酷い人かもしれないけど、
ルルーシュを止める事は出来ない。
悪い奴、なんて言えない。私が弱いだけなのかもしれないけど。

良かれ悪かれ、その人の「本当の覚悟」なのだから。

「どうせ、拒否権は無いんでしょう?」

私の声は乾いている気がする。

「君たちの身の安全は保障しよう」
「(いやいや、そんなこと聞いてないんですけど)」

でもとりあえず口出しはしない。

「そんなの、信じられるかよ!」
リヴァル!

私はリヴァルにさけぶ。
リヴァルの肩が、びくりとはねる。

「リヴァル、お願い…





言うとおりにして」

カレンの顔が見える。
シャーリーはそれに驚く。ああ、他のみんなもかなぁ。
私は驚かないけど(おま)

「…約束、してくれるでしょう?
私たちと、学園の生徒全員に手を出さないって」

カレンは頷く。

「ねぇ…私に、何をしたの?」

シャーリーが震える声を出す。

「え?」
「私がどれだけ怖かったか…二人でやったんでしょう?
私に…何か」
「…シャーリー、カレンは何もやってない。
分からないって顔してるよ


落ち着いてシャーリーの手を握るが、パシリ、と
はらわれる。それでも、握る。


「酷いよ…酷い!」
「…カレン、ごめん
「…

シャーリーの前に立って、カレンに頭を下げる。
今までこの世界に居なくて、
今のうのうと友達面してるやつがって思うけど、
でも、私はアニメを見てきた。事情は大体わかる。

「ゼロ!ランスロットが!」
「やはり来たか」





あ。





…手、透けてる。
やばいな。

とりあえず空間の再構成を行って、
骸の幻術で姿を見えないようにした。

じい、と様子を見ている私。
だれも、気付かないのだ。

目を閉じて、時折聞こえる大きな音に耳を澄ます。





世界がシャットアウトする感じがした。






























2008.1.11