真っ暗だ。

Her changeable life
〜彼女の変わった生活〜

あの後絶望先生の世界で
木津千里のきっちりさをもらって(んなもんホントにいるか?

ついついおちたとき
硬い石で頭打って(そういやなんか欠片みたいなのがでこにあたったなぁ)




…………んでどうなった?




暗い。
目ぇ開けたいんだけど開かない。重い。
もう言いやこの際眠ってしまえ…っておいおい違うだろ。

もしもこのまま眠ったまんま死んで
GAME OVER☆なんてオチじゃないだろうな。
それだけはマジ勘弁。
萌えがっ…!!!(そこかよ)

…え、じゃあこのまま自力で目覚まさないと死?
え、ちょ、え





それはいやだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああぁぁぁぁぁぁぁああああ!!

がばっ!





………

起きれちゃった☆(ええー…)
てかここどこ。

…なんだこの高級そうな部屋は!
……はっ!もしやREBORN!の十年後!?

「…まさかねぇ?」

それはなさそうだ…と思う。
なんていうか腐女子の超直感が…(黙れ)

まさかまた怪物王女だったりする?
それはいやぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!

フランシスカとかシャーウッドとか好きだけど!
フランドルも可愛いけど!(まだ言うか)

また前回のようにチェーンソー振り回されて
まっぷたつ☆
なんて冗談じゃない!

「…出よう」

助けてくれたのは嬉しいけど!
助けた?
ってことは=怪物王女とかじゃない、復活の十年後でもない

復活だったら多分警戒してるはずだし…





「な、なんだ…」





ほっとしてぽすっと音を立て布団に倒れこむ。
じゃあどこなんだろうか。

その時だった。





コンコン





ぐはっ!

おお、お前!びっくりするじゃねえか!一瞬口から心臓飛び出た!(出ない)
…てか誰よ?

「は、はい?」

一応返事。

「失礼します」

なんだこの素敵ボイス!(久々に声だけで萌え


ガチャ


重そうな扉が開いて入ってきたのは。










「…セバ










…なんていうか、今ならノリノリで切腹できるかも。(銀〇か)
黒執事のセバスチャン?え、10年後のむっくとかじゃなくて?





……………………………………





はぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!????
「(びくっ)」

どうやらまたしても厄介な世界に来ちまったらしい。






















「はぁ…」

もうなんか自分に対しての溜め息が出るね、うん。

一応私がここにきた経緯話して、状況を説明してもらった。
おそらく一巻の第二話の「その執事、万能」のとこだ。
ファンシー女王エリザベスが指輪壊して
めちゃカワシエルが放り捨てて。(シリアスぶち壊し

んで、気絶しかけていた私のでこに当たった。
(それを拾いに来たセバが私に気付いて)
てかアレ指輪だったのね。

萌えも積もれば…難と成る?

…癒しがほしい。有希がほしい。(ドサクサにまぎれて何言ってんだこいつ)

その時、急に胸の圧迫感が押し寄せる。

うっ

とにかく直感でダッシュした。




















「き、気持ち悪…」

ちくしょ…
なんか疲れてたんか…?

もうなんかRPGの攻撃とかに「胃からドロップアウト☆」が
加わった気がする(こんなときでも腐女子

てかもう夜なんだ。

あーあ、エリザベス見たかったなぁ。
もう寝ちゃってるんだろうし…

「ふぅ…」

口をぬぐう。
ちょっと汗でてんじゃんか。




















「大丈夫ですか?」
「ん、ダイジョブダイジョブ、いつもの事だし」

服ちょっと張り付いて気持ち悪い。

「よし!」

指をぱちんと鳴らすとぽんっと音がして服が変わる。
執事スターイル!

…何でこんなことが出来るのかって?
そんな何時までも制服着てるわけないでしょうに。

これはるるぽんからもらった特典なんだよね。
ハルヒのとき教えてもらったんだけど(紙に)

「これで働くってことにしようかね」
「ですが…」

どうしたセバ。

「あ、そっか」

手紙もよこしてないのにいきなり来たらドッキリだよね。

「んじゃ、










空間の再構成!

これは実は有希の力だったり。
そうすれば、この空間(この黒執事の世界ね)に私は元から存在していて、
明日この屋敷に来ることになる。

後はちょっとごまかせばいいだけだ。

「なんです?それ」
「ん、空間の再構成。此処のデータを書き直したって事」

そういうと、セバはきょとんとして(可愛いな
笑顔をこぼした。(笑顔っていえるのかわかんないが


「じゃ、明日からお願いします先輩?
「はい」

明日から執事修行が始まる…
































2007.8.14