こっぱずかしい事ばかり繰り返して来た人せ…ぎゃああ!

Her changeable life
〜彼女の変わった生活〜

すいません!絶望先生みたいな真似しててすみません!
お願いだから打たんといてー!

チュン

うっぎゃああああまた髪切れたぁあああ!

チクショー前にセバに揃えてもらったのにぼろぼろじゃねぇかコノヤロッ!
もうヤバイなんか死ぬ…!!!


ていうか意外と執事服走りやすいな!
ちょっと大き目の着てて良かった!

只今海が見える道を走ってます周りには誰も居ません熱血マラソンか!

パンパンッ

「ひぁっ…ぶっ!





ザァッ





始め何か女子っぽい声デター!





じゃなかった、やっべぇえええ足元に打たれた所為で
走ってる勢い止めたらコケた!


痛い、膝がジンジンするっ!!!!(泣)
口に砂はいったしっ…

た、立たなきゃ

もう声が情けない。
へろへろする。

「っ空間の再構成!

傷が治って、痛みは消える。
こんなに走ったの脱獄ぶりかしらね!(怒)

しゃーない。

「バトれって事ですかい…!!!」

無理だよねーこんな小娘に何を期待しているのかな
神様ぁああああ!!!!!!!

チクショーロクな事ねーな!

ででででで出てこいっ!





ドモったァァアアァァアア!!!!!





もうこれ自ら死にに行ってるよ死亡フラグ?さっきから休むことなく
ビッシバッシと立っているんだぜ…!!!!


ふふ…お嬢さん声が震えていますねぇ…





雑魚キャラっぽいのキター!





いやいやいやいやいかにも悪人ぽいカンジね…
後ろに2人。意外と少ないけどまだ潜んでるかもしんないな

後ろから撃たれたら最後だよね(爆)

「キャバッローネが執事を雇ったと聞いて…状況が悪いのに使用人を雇うなんて
おかしな話です。怪しい者なら…道を妨げるものなら排除しなくては」

「でも残念ですね。只の身のこなしの軽い使用人でしたか。まぁいいです」

良くねぇえええええええええ!!!!!!!!!!!

オレ関係ない!オレ関係ないじゃん!










「では、さようなら「されてたまるかぁああああああああ!!!










駄目元で突っ込む。

それを分かっていたように銃を向けて発砲してくる。
それをギリギリで避けて。(一発掠ったけど

武器も何もない…!!けど!





ヒュウン!





執事するに当たって中学生のとき使っていた青いピン止めで前髪をとめた。
其れを思い切り抜いて(髪の毛まで数本抜けた
思い切り飛ばす。

セバの力を使っているお陰でピンは矢のように相手へと向かっていく。
一瞬反応に遅れた相手が手でガードしようとするも。





ドンッ





「なっ」

眉間に刺さり呆気に取られている中銃を奪う。
てか音が尋常じゃなかった…!!!!!
その銃で思い切り





ガンッ





ぐっ

頭を殴る。
殺人犯にはなりたくないです。(おま)

からんとピンが眉間から外れて(ちょっと血がついてるよ…!
それを合図にしたように他の二人がはっとなってこちらへ向かってくる。

私はそれをわかっていたので。










おるああああああああああ










男の両足首を脇に挟んで、ぶんぶんと廻る。コマになった気分。
さすが神楽ちゃんの力!GJ!(グッジョブ)
え、遠心力が…!!!(何)


ちなみにプロレス風に言うとジャイアントスイングです。

敵はぐはっとか言って倒れたけどどうしよう…





勢いつけすぎてとまんねぇええええ!!





ちょ、ちょっと気持ち悪い…
吐く…

うぉ!

手から力が抜けたのか落ちた。両足が。
ちょっと名残で右足が腰に当たった。痛い。

「…………………………ふぃいい〜

つっかれたー。ほっと息を吐いて座り込む。
腕ちょっち痛いやんけ…





こうして、私の九死の一生スペシャルは終わったのであった。




















「と、いう訳でした…」
「お、お疲れ様…」
「うん…」

だから寝させろディーノ…

そう言うとディーノはベッドを貸してくれた。
とりあえず男達は空間の再構成でちっちゃくして屋敷に持ってきて、
んで、また大きくしてロマさんに突き出しました。
疲れた。

「もうなんか…ふぃぃ〜

ベッド気持ちいー
冷たい感じが気持ちよくてごろごろする。

ディーノ、来い!
は!?
「ぎゅーってしてやんよ!へへへ
「…なんかテンションおかしいぞ」


そう言いながらも渋々こっちに来るディーノを膝に乗せて
よしよし、と撫でてやる。
かーいい!なんかいい匂いするし。げへへ…(最悪)

ああ…なんて楽園…と書いてパラダイス…!!

ふと、ディーノが首を曲げてこちらを見る。

「…
「んあ?」
「髪、切れちゃったな。綺麗なのに
「(ぐはっ!)え、まあ、ねぇ。いいよ、また伸ばすから」

このまんまでいいや。空間の再構成とかめんどくさいし。
すると、ディーノがいい事思いついた!というように顔を明るくした。

「俺さ、いつかも守ってやるよ!」
「え、何それプロポーズ?
「ははっ、そう取ってくれてもいいぜ」
「(…やまもっちゃんぽいな)」

完璧に冗談だと思ってるでしょうが。
ちょっとときめいちゃったじゃないかコイツゥ!(

「ありがと」
「約束、な!」
でも私に守られてちゃ駄目だからね
うっ…





























2008.3.7