ぐはっ…

Her changeable life
〜彼女の変わった生活〜

「…」

初☆異世界でコスプレ…!!!
といっても執事のだけど。

「ま、いっか」

廊下に靴音が響く。

「あ、セバおはよ〜」
「早いですね」

廊下でセバに会ったよ、どんなに占いが最下位でもラッキーだよ…!!

「今日は何すればいい?」
「そうですね、掃除と私の手伝いを」
「おーけー」

扉を開けると、
メイリン達がいた。

「おはよ、
「おっはよ〜フィニ」

意外と癒しです、この子…!!

「さ
分かったら早く持ち場へ行きなさい!」

よっしゃ頑張るぞー!(萌えのために





、いっきまーす!(ア〇ロ?)




















「ふふふ、やっぱドラマCDはイイ…!!」

抹茶色の和風柄ヘッドフォンをしながら掃除中。
今聞いておりますのは黒執事のドラマCDだったりするのでーす。
ちなみに2話だよ〜

「…?」

なんか今猫の鳴き声がした気がする。
私の聴覚はものすごい。特に萌えのためとなると☆キモい





あの黒猫だったらビンゴ…!!





「!」

なんか今足が痒い。
下に目線を向ける。

「!あ、あの猫ちゃんだ!」

セバが大事にしてるやつ!

しゃがみ込んで抱き上げる。
わー暖かい…生きてるみたい…(神楽かよ)

「おや」
「あれ、セバ」

なんだ、丁度来たとこか!

「この子セバの?」
「まぁ」

ならおろさないとね。

「ほれ」

あああ可愛い。
黒猫って憧れ…!!(魔〇の宅急便みたいな

は掃除は終わりましたか?」
「一応ね」

なんか新婚さんみt(おま)

「可愛いなぁこの子」
「そうですね」

可愛いのはセバあんただ!(逆転〇判風に)
顔が緩みきってる…!!

「ん、よし、やることやんないとね!」
「何をです?」
「ドジトリオを救済に!」
「ああ…」

疲れてるんだねセバ!
そんな遠い目しなくても!

「じゃね」
「はい」




















〜♪

アリプロの少女貴族を聞きながら、歩く。
他になんかやること無いかな〜





「坊ちゃん!」
「ぐはっ!」





びびびび、びっくりした!
なな、何!?(ドモりすぎ)

あっちの方から聞こえてきたよね…

少し早足で廊下を歩く。





「!」





ドアが開いたまんま。


こっそりと盗み見ると
セバがシエルのほっぺをつねっている。

BLっぽいけど…!やめろ!シエルのプニプニほっぺに傷が!


「ちょ、セバ!」


パッとセバが手を離す。
おおう。

「どした。まさかシエルが盗み食いしちゃったとかそんなんじゃないだろうな」
「そのまさかですが」
「ぎゃーす!」

ががが、がんばったんだぞちょっと!(セバのアシスタントだった人)
しゃあねぇ!





「空間の再構成!」





シエルは他のおやつを食べたって事にして、暴れん坊伯爵は
誰も触っていないことにする。

「よし!」

暴れん坊伯爵(の頭)はココには無い。
ちゃんと元に戻ってる、はず!(ビビリ)

「有難う御座いました」
「いえいえ」

むしろ私がいつも萌えをもらってるからね!

「坊ちゃん、これに懲りたらもう盗み食いはしないで下さい」
「…」
「シエル!ダメだからね!」
「…分かった」

よしよし、それでいいぞ。
さり気に頭を撫でる。(ふ、ははは、やったね!





「んじゃぁ仕事戻ろうかなぁ」




















「あれ」
!」

メイリン達何やってんの。

「タナカさん見なかったですだか!?」

あー…
暴れん坊伯爵(の頭)を食べたのをタナカさんだと思ってるのね…

「えーっと、セバスチャンがもう見つけたからいいってさ」
え゛っ
「仕事に戻ればいいんじゃないかな。フィニとかにも伝えといて」
「了解ですだ!」

ふぅ。





ああ、有希に会いたい。
抱きしめたい。
ホッペすりすりしたい。
押したおs(おま、黙れ)





「ま、いっか」




















とにかくなんかやること無いかなぁ。






























2007.8.31