げっ(げっておま)

Her changeable life
〜彼女の変わった生活〜

はい、こんにちは、只今私、
生命の危機を感じております。






なんでか?
そりゃあよぉ、目の前にカカシ先生がいるんだもん、
まいっちゃうよね(おま)





「…え、コレ戦わなくちゃならないんですか
「あのねぇ」
「いや、冗談です










よっ!





ガキィン、と音がする。





クナイがぶつかりあった音だ。
ちょい、耳が痛いけど(ええええ)

ちなみにこのクナイ、さっき拾ったんだよ、すごいでしょ(いやいや)

…………なーんて、










余裕なんかねぇぇぇぇぇ!!!!!





やばい、悠長に語っているけど
内心心臓が破裂しそうだ!爆発寸前!

やべぇ、恐い、泣きそうだ、イヤァァァァ!!!(うるさい)
もう、なんでこうなるの!?(ヘタレビビリチキン)


ああああああああどうしよう!

ちちちち畜生道!

ああああああ何テメー声に出してんだよ!(怒)
そしてドモりすぎだから!





ぼとっ…ぼとっ





!!

カカシ先生の上に落ちてくるぬめりとした長い生き物。
蛇だ。

うわぁ…(何)





ガキン!





一度クナイを離して、間を取る。
こぇぇえええええ!!

「…蛇?」

ぼとり、ぼとりとカカシ先生は頭の蛇を落とす。
一応蛇に噛むなといってあるから大丈夫っすけど。

「ちょっとした技です」
「ふーん」

ふぅ。(何)

ちょっと落ちついてきた。(遅)
次は…体術で行こうかな。

「(セバの力…っと)」

よし、と思い、手をパン、と鳴らしてから一気にカカシ先生のほうへ。





「(速い!)」





思い切り右手をグーにして突き出す。
ああああああ恐い!

まぁ、そんなのをカカシ先生は避けちゃって!?

私は思いっきり体勢を低くしたカカシ先生の肩に、





ト…ン





片手をついて一回転。





………………………こんな事出来るんだ!?(そこか)
ちょ、内心自暴自棄になりながらやったんすけど!

地面に足をつけようとしたとき、
先生からの突きが。

私は背を向けているので当たったらひとたまりも無い。





ぎゃああああああああああ!





「っちぃ!

恐くてそんな言葉しか出ず、
思い切り体をぐるりとひねり、
突きを手のひらで受け止めるが吹っ飛んだ。










どんっ!










「っ(いったー!!!!!)」

背中を強打してマジ痛い。
泣きたい。
あれだ、体育で逆立ちやっておもいっきりバランス崩したときと同じ痛み。
じくじくと痛む。

背中が痛いだけなのでとりあえず早く立つ。

葉っぱが頭にのっていたので、それをはらうと、
次は神楽ちゃんの怪力を使わせてもらう事にした。

先生に向かっていって、少し飛び上がり上から拳を落とす。





ドンッ!





カカシ先生が、顔を少し引きつらせる。
そりゃそうだ、さっきまでいた場所に
大きなクレーターが……あれ、見た事あるぞこんな光景。

その時だった。





ジリリリリリリリリ





時計の音。

「(……心臓がばくばくいってるよ…)」

ほっとしながら肩の力を抜いた。
カカシ先生はいなくなってたけどね。




















「おーおー腹の虫が鳴っとるね」
「()」

いや、腹は特にすいてないです。(おま)
あーあー。空が綺麗だなー(話聞けよ)

「ま!お前らは忍者学校に戻る必要もないな
!!

これ結構落ち込むと思わない?(誰に聞いてんだ)

あれだよね、期待させといてーみたいな。
欲しかった漫画があったのに、これサンプルです、みたいな(は?)















「……そう
4人とも…










忍者をやめろ!
!!!?

あ、私も含まれてるんだ(当たり前です)





やる気が無かった所為かなぁ?
いや、あれはどっちかっていうとビビってたんだけどね!






…とりあえず、第一関門は突破…でいいのかなぁ。






























2007.12.31