あーきもちわりぃ…
Her changeable life
〜彼女の変わった生活〜
こんにちわ☆フツーのヒロインでっす!(はいそこ痛いとか言わなーい!)
私は現在進行形で、
便器とこんにちわ!
…決してそういう趣味ではないよ?(スカトロとかさ)
気持ち悪くて悪くて。
スカッとしないこの気持ちを何処のお空に投げたらいんでしょうかねー!!!
こんちくしょぉぉぉおおおおぉぉ!!!
今日は有希と萌え☆ライフを楽しむつもりだったのに!キーッ!
なんで胃の中をドロップアウトしなきゃいかんのさ!
ぐはっ!
口ん中が酸っぱい…
い、胃液が…(死にかけ)
もとから嘔吐グセがあるからね。
でもなれないよこんなのは☆
さてそんなデットオアアライブ的な私が
こんなノンキな脳内独り言を言っているかというと、
こうでもしないと
やってらんねーもん。
苦しさを紛らわしてんの!
時には曲を聴きながら!
うん。
私の頭の中はもう真っ白だから私が書きつぶしていくしかないじゃん。
ほんともう死にそう。
あー…体力無駄に使った…
ちょっちのど痛いかも。
「あ、有希」
「…」
有希が無言で水とタオルを。
え、かわーーーー!!!(そして萌え)
「ありがと!」
有希はくるりと方向転換していってしまった。
かわいい。照れてんのかな。
水を飲み干すとなんともいえない感じが…
「こんなもん慣れるわけないでしょーに」
ったく。
そういえば、漫画とか新しいのでたのかなぁ。
よし!聞いてみよう。
あのときるるぽんにもらった紙と、
この世界に来る時に道連れになった鞄からシャーペンを出す。
かりかりと気持ちのいい音をたて、質問。
:私がいつもかっている本などの最新が欲しいです。
すると字が滲んでくる。
回答:そちらに転送します。またどこでもつかえるパソコンなども送ります。
「おー、ありがてぇ」
そう呟いたとたん、隣にノートパソコンと本がドサリと。
「ワォ」
いっけね唯我独尊最強最凶風紀委員長様の真似しちゃった☆
本は…うん、あってる。
それを鞄に入れたら、
消えた。
「え」
焦っては鞄を探る。
「え、どこぉ!?り〇んとかは!?」
すると手におさまったもの。
「?」
取り出してみると
「り〇ん…」
(すっげードラえも〇のポケットみてぇ!)どうやら本の名前をいうと、それが出てくるようだ。
はパソコンを開いた。
「あ、ちゃんとあっちのにつながってるや」
有希がやってきて、
パソコンを覗き込む。
「やる?」
私が退くと、有希はそこに座り、マウスを掴んだ。
そういやハッキングもできるんだっけか。
わたしもちょびっとならできるけど。
鞄からいつも常備している黒胡椒せんべいを出し、
かじる。ん、うま。
さっき吐いたから腹へってたんだよね。
「あ、有希外散歩してきていい?」
有希はこっくりと頷く。
かわええぇぇぇええええ!!!!
「〜♪」
冒険でしょでしょを歌いながらはコンビニへと向っていた。
扉ががーっと開いて、コンビニ特有のあのメロディといらっしゃいませーという声が聞こえた。
アイス…食べたい。
アイスコーナーへと向う。
こっちの世界にもジャンプとかあんのかなぁ。
みてみるか。
いってみれば、あった。
買うのはお金がもったいないのでアイスコーナーへ。
そのときまたお店にお客さんが。
「…あれ」
キョンでした。
なにしてんだ、エロ本?(こら)
カモフラにジャンプのせてくといいよ〜(は?)
「あ、」
「よ」
キョンも気付いた。
それにしても私服萌えますねぇ…げへへへ(変態)
「なにやってんだ」
「アイスが私を呼んでたので」
「…」
ちょっ黙んないでよ私が痛い子みたいじゃん(痛い子)
そんな酷くも可愛い罪なキョンを置いといて、
アイスを選ぶ。
…トマトアイスっておいしいんかなぁ。
「それ食べるのか」
「なわけないでしょ、私はいたって常識人です」
そんなの、ねぇ?(何)
バナナアイスか…うまそうだなぁ。
これにしようかな。
と、
「…」
キョンがその隣に置いてあったアイスを取る。
チョコアイスっておま…!!かわええ!!
「105円になります」
コンビニっていっつもおんなじセリフだから怖いんだよね。
きっちりにだして、レシートは不要レシート入れに。
どうせならキョンを待ってやろうじゃないか。
扉ががーっと開き、コンビニ特有の音。そして聞こえるありがとう御座いました。
すぐ出て、キョンを待つ。
また同じように扉が開いて、コンビニの音がして…
「?」
「まっててやったんだからねー、付き合え!」
そういってニッコリと(いやにやりか)笑えば赤くなるキョン。
このシャイボーイめ!(何)
アイスをほおばりながら、歩く。
あ、このバナナアイスうめェ。
今度もかおっと。
「キョンどした」
キョンは遠い目をする。
失礼な奴だな。
しょうがないので突然叫んでみる。
「この気配は!」
「なんだそれ」
「キョンの倦怠ライフ・リターンズ!」
「やめろ」
パシリと頭をはたかれる。
いってぇ。
「んだよこのポニテ萌えめ!」
ポニテできないんだぞ私!
好みになりたかったのに!
「曲のなかでも不満たっぷりのキョン君。
完璧歌じゃねぇもんあれ。ツッコミだな。このツッコミくん」
「おま、いい加減にしろよ」
ほんとだもんね!
「それより古泉に会いたい。腹黒王子に会いたい」
「やめとけ」
「といってもけっこう苦手だけどキャラには会いたいもんなのさ!」
うん。鶴屋さんとかにもあいたいなぁ。
「うへへへへ」
「気持ち悪いぞ」
「失礼な!」
足を蹴ってやった。
ざまーみろ!(子供)
とそのとき。
べしゃ。
バナナアイスが落ちた。
「あー!!!」
なんで!?とおもい手を見たら
透けていた。
「ぎゃー!ちょキョン!」
「あ?って手透けてるじゃねえか!」
「え、ちょ、この世界とはおさらば?ちょ待てよまだ萌えを堪能してないィィィ!!!」
「ホントに自分的なことだな!」
「己の欲を満たして何が悪い!」
ちょ、マジ勘弁!
その時目の前に質問できる紙が。
その紙から字が滲む。
「次の世界へ参ります。
あと、世界ごとにある力を持つことができます。
今回は【長門 有希】の理解力。そして判断、行動力。
てなにこれぇえええええ!!!
えなに!?じゃあ有希みたいにハッキングができんの!?」
「そこかよ!」
だってそうだろ!
「って下半身がねぇ!」
なんかキモイ!
「おい、!」
「なに、キョン!?」
「戻ってこいよ」
その一言を聞いて、
私は完全にこの世界からドロップアウトしたのだった。
2007.7.4