へっへ〜い(何)

Her changeable life
〜彼女の変わった生活〜

ふあぁぁ〜

眠い。
ものっそい眠い。

飯食ったら眠くなる、それが人間でしょ?(いやいや)

月曜日。六時間目。つまりLHRがある。
かったるi(おま)

文化祭から早もう何日たったか。
もうなんかこの非日常的日常(ハルヒみたい)スクールライフには、なれました。

…周りの雑音が宇宙人の言葉に聞こえる。
それだけ眠いんだな〜。

チャイムが鳴る。

「(そうだ…寝ちゃおう)」

もう意識が朦朧とするもの。
机に突っ伏して寝てやらぁ。

おやすみ…



















「…まとめといてくれる?…そんで」

ぺったぺったと音がする。
起きなきゃ…そう思うのに起きれないのは気持ちがいいからである。

ビンッ


あだっ

デコピンあたった…地味に痛い。

お前は寝るな、話聞いてねーだろ」
「いや(最後の台詞聞いたら修学旅行の話ってわかりましたから)





修学旅行の話で3年になって普通2年のときじゃねーのって話で
北海道案やら沖縄やら案が出て
めんどくせーから今度のロングまでにはまとめといてって話でしょう?」
「…そうなんだけど、最後のほう先生の真似するのやめない?
似すぎてちょっと怖い
いやです。モノマネは私の特技です

そういってにっこりと笑顔で返事しました☆キモい






















先生、ハーレムだね☆最悪)
とにかく今沖縄派と北海道派の戦いがアツイ。年末ボクシングみたいだな)
あんだけアピールしても水の泡だもんなァ。
はっはっは、人の不幸は蜜の味!(おま)

「にしてもここの学食おいしいな」

マジでうまい。
なつかしの味…!!

この煮物の作り方、教えてもらおっかなおばちゃんに。
…あれ、本当最近若主婦化してない…?(不安)





「ご馳走様でしたー」
「はいよ」
「あ、そうだ、今度あの煮物のレシピ教えてくれませんか?」
「いいよ、また今度ね」





八郎の母ちゃん…おばちゃんとは結構仲がいい。
なんというか、こういうお母さんでも良かったかな〜って思う。

まぁ、腐の話が出来るじあのお母さんでいいけどさ。

「まだやってるなぁ」
「アレは何やってるんだい?」
「アレです、先生にアピールしてるんですよ、
言うなれば通知表の評価あげてほしいんです、みたいな」

でもそれだと賄賂みたいだな。

「それじゃ」

自分が元々座っていた席へと戻る。

まだちょっと観戦してたいしね。










すいまっせーん!チョコレートパフェ一つ!
「(ビクッ)」

びび、ビビるじゃねぇか!(ヘタレビビリチキン)
いきなりそんな声だしちゃ駄目でしょ!(何)

そんなもんあるわけないだろ!
「(ビクッ)」

ちょっ、本当、心臓持ちませんからー!!!!
ビビるでしょうが!(ビビリ)






















「はぁ」

もう心臓が思い切って口から出るんじゃないかと思うくらい
ビックリした。
皆デカイ声出しすぎだから。(ビビるから)

今、頬を抑えている新八のほうへと向かった。

「おばちゃん、私が出しますよ」
が?」
「はい、別にいいですよね?」

おばちゃんはしぶしぶ頷いたので、
お金を渡した。

「あ、後…頭がちょっと痛いので、氷水が入った袋もらえませんか?」
「えっ、大丈夫なの!?」
「はい、すいません」

アンタはもう人のアゲ足ばっかりとって、とお決まりの台詞を言い、
氷水の袋を持ってきてくれた。

「ありがとうございます」




















「はい、新八くん」
「え…?」
「ほっぺ。すごい赤いから」
「あ…」

痛そうだもんなアレ。(人事)

「ありがとう…えっと」
でいいよ」
ちゃん、ありがとう」

ううん、こちらこそ新八×銀八という萌えをありがとう。(最悪)

「ううん、いいよ」
「えっ、あっ、うん(…可愛い)」

にっこりと笑ったつもりです。これでも。

「それじゃあ、教室戻ろうか」




















「あっ、!」
「?どうしたの神楽ちゃん」
「聞いたアルヨ」

神楽ちゃんはにやけながら、むふふと笑う。
そんな顔も可愛いと思うのは末期ですか。

さんよぉ」
「…(なにその口調)(可愛いけど)」
「ぱっつぁんとデキてるんだって?」
「…ぱっつぁん…ってええ!!!!!

ぱっつぁんつったら…新八君ですよね!
いやいやいやいや

「えっ、新八君?」
新八君
「…新八君?」
新八君

何度も聞き返すごとに比例して神楽ちゃんのニヤニヤ度は増す。

「違うけどなァ」

そう呟く。
おそらくあのときのホラ、氷水袋を渡したときに
誰かが見てて、
噂を流す→なんか余計なもんがくっつく→付き合ってる
みたいな。

中2のノリですかコノヤロー。

「違うからね神楽ちゃん」

「噂は所詮噂だよ」

うん。

「なーんだ」
(可愛い)

コレは有希以来の萌えだ。

「あっ、そういえば!」
「?」
ってモノマネうまいアルか!」
「…まぁ

コスプレするなら心まで着飾れ。

これこそ私の教訓です(何)。
いっつもコスプレするとき本人になりきって、
雰囲気かえるから、いっつも少し遠めに撮ってるんだけど
ネットに写真アップしてもバレないんだよね〜
あっ、すいません調子乗ってちょ、石は投げないで!)

「じゃあ」

そういって神楽ちゃんは自分を指す。
やれってことですか。

一つ小さく咳をして、声を出す。

これでいいアルか?
「わー…そっくりアルヨ
「あたりまえアルヨ!人間真似をして捕まるネ
「いや、神楽ちゃん真似して捕まるって盗作なんじゃ…ってちゃん?

ワオ、(あ、別ジャンル)新八君、ツッコミがさりげないぜ。

「新八ぃ、こんなんで騙されてるようじゃまだまだアルな。
だからダメガネなんだよ
オィィィ!!!ダメガネってなんだァァ!!!
てか今標準語しゃべったよね!

今のはアル
えっ、うそ
「嘘じゃないアル」

へっへ〜ん。
一つ咳をして声を直す。

「すごいでしょ」
「すごい…ですね」
「なんていうかのりうつったみたいアル

そんな人を霊媒師みたいな。

「新八の真似も出来るアルか」
いやそこはもっと他の人にするでしょ!
「「おおー…」」

今の突っ込みはこのオレです(あっやべオレって言っちゃった☆)(キモい)

「他だと、
こんなのもできますぜィチャイナァ(総悟)
まぁ、できても意味は無いんだけどね、はは(長谷川)
それにね新ちゃん、これくらい個性がないと(妙)
やってけねーんだよチクショー(銀八)


「ふわ―…」
「すごい…」

その後も声真似して遊んでたら三人とも
居残り掃除させられました。

チクショー!!!






























2007.9.28