あああタルい…(おま)

Her changeable life
〜彼女の変わった生活〜

すんげー音するなぁ…(汗)

何て言うか…
体が振動するんですが…

セバすげぇもんな〜(漫画でしか見たこと無いけど〜

私も手出したいけど、どうなるかわかんないし…
脳天ぶち抜かれるなんて考えただけでぞっとするね☆ヘタレビビリチキン

…あ、音がしなくなってきた。
…消えた。

なんか部屋の中に時計と靴音だけって虚しい。
てかドキドキするなぁ。
ホラー見た後にゆっくり後ろ振り向く、みたいな(わかんね)

音が、近い。


ギィィィィ…


ホ、ホラーみたい…(半泣)
(すげぇ絶望先生のきっちりさのお陰で右半分だけ涙が出る…





お邪魔しております





主人と執事を迎えに参りました


せ、


セバーーーー!!!

あああやっと来た!(チキン)
あばばばば早く助けて!(オイ)



グイッ


「、っ」

あだだだ、髪が抜ける!(シリアスぶち壊し)

「この可愛い嬢ちゃんの頭の風通しをよくしたかねェだろ」

ちょ、可愛いって!(おま)

「貴方がたの欲しい物は…」

ぎゅっと目をつぶる。
死なないって分かっても怖い。

時が止まった気がした。
ゆっくりと目を開ければ、
倒れたセバが居る。

「…はははっ悪ィな優男





このゲーム俺の勝ちだ!」

私の髪から手を離して、シエルの髪を引っつかむ。
ちょ、おま!

なにペラペラ喋ってやがんだこんちくしょう!
シエルを襲うのは私です!(えええええ)





「おい」





シエルの凛とした声がする。
沢城さんの(最悪)。

あ、セバの指が動いた。

「…やれやれ」

起き上がるセバ。
でも私にはホラーにしか見えn(おま)

セバが銃弾を飛ばす。

「嗚呼
何という事だ
服が穴だらけになってしまいましたね」

おおうそんな姿もかっこいいぞセバ。

セバがこっちに近づいてくる。

「…は助けてほしいのですか?」
「……なるべくなら」

痛いのヤじゃん。

「はぁ…貴方って人は」

少しセバが苦笑する。





「坊ちゃん」





叫ぶ声とかシエルの声とか靴音に混ざって聞こえたセバの声。










「おねだりの仕方は教えたでしょう?」
「命令だ





僕を助けろ!」





怒声と銃声を合図に
ふっと世界が色落ちした気がした。





「お探し物ですか?」

後に首を動かせば、綺麗な顔が見える。

「弾丸





お返し致します」

セバが指を動かすと折れるような音が沢山する。

「はぁ…」

此れで終わりかな。

「空間の再構成!」

私の状態が連れ去られる前へと変わる。
当然拘束も解ける。

そしてほっとしてから、
ぞわり、と何かが背を這った気がした。

「うぁ、う」

気持ち悪い。
怖いのに全神経集中してたから気付かなかったけど、
周りには沢山の血なんかが散ってて、
匂いもきつい。
なにより、こんなの今まで見たこと無いから、
腰が抜けそうになる。

フラフラと立ち上がり、
隅っこへ行く。
ああ…ドロップアウト…シリアスぶち壊し

「うえ、ぐぁうぁ」

二人が居るのに情けない。
見られるのはいいんだけどね。
小学校でよく帰りの会とかにこういうのあったから…(遠い目)





「悪魔で執事ですから」





そう言っているセバの声がした。



















「はぁ〜」
「おや、どうしたんです?」
「今回私の人生恐怖スペシャル☆にこの事が載ったよ」
「ああ」

…吐いた物は空間の再構成で消しました☆(何今更)
その後セバが背中さすってくれたしね(ラッキーだよね私!)


「ん?」

セバにお姫様抱っこされちゃってるシエルがこちらを見た。
ぶっちゃけ萌えr(おい)

「…お前、何者だ…?」

あっちゃ〜やっぱ勘がいいなシエルは。

 
ただの一般人。
伝説者。
異世界人。
万事屋銀ちゃんバイト。
刺客に勘違いされた者。
ピーターパンと同じ力を持つ者。
家なき子。
そして、





執事です


そういうとシエルは少し首をかしげて問う。

イセカイジン?
「そう。沢山ある世界をまわるもの」

話なら沢山あるよ、と言うと
シエルはきょとんとしてから面白そうな顔をした。

「じゃあ、僕にまた今度はなしてくれ」
「いいよ〜、あ、詳しいことはセバに聞くといいよ」
「なんで私なんですか」
「え〜空間の再構成で服直してあげるから〜」





ゆっくりと影が伸びた。





…あれ、何時にもましてなんかシリアス☆(雰囲気ぶち壊し)






























2007.8.25