シリアスだっしゅーつ!(え)

Her changeable life
〜彼女の変わった生活〜

どもー。でっす☆(はいそこ痛いとか言わない!
前回は、ちょっぴりホームシックになっちゃったけど(ホームシックかよ
もう元気百倍ア○パンマーン!(死ねよ)

さて今日はシエが女装の日ですね!(シエ言うな

「遊びに来ている訳じゃない





気を抜くな!」

かっ

「「かわいいいいいーーーー!!!」」

いっけね、マダムと一緒に抱きついちゃったよ。

はぱっと離れる。

「それにしても!すごいわね!」
「ども」

実はシエルのドレス、私が作りました(え)。
コスプレとかで、作ったりするからね!

ちなみに私は一般人、つまりシエル達とは何のつながりもないことにしている。
それは空間の再構成で☆(キモい

ちなみに青のドレス着てます。
リボンを抜いたかわりに、レースとかが多いドレス。
ビーズとか。大人っぽさを強調してある。
ドレスの下のほうは、綺麗な模様が切り抜かれている。
これも私製。

私はこういうパーティーとかも出たことあるし、
拘束具(コルセット)もしたことあるから、
割と楽だったりする。

んで、セバが…

「(これはまたこれで萌えますなぁ…)」

眼鏡!前髪を耳にかけている!
色気増してる気がするね!

あんまり美人集団といっしょにいると…
自分が劣るよね…普通なのにさ





さて、別行動するか。




















やっぱり、綺麗だ。
こういうのは何度も着たことがあるけど、
やっぱり時代が違うのでまた変わってくる。

あー!あなたのドレスかわいいっ!
「?」

後ろを振り向くと、
ワォあ、やべエリザベスがいました。

「それはどうもお嬢さん。あなたも素敵ね、
可愛らしい花のよう
「あらっ、ありがとう」

エリザベスは少し頬を染めて、ドレスをつまんでお辞儀する。

「このドレスは、私が作ったのよ」
「え、自分で?」
「そう」
「衣服関係か何かの方?」
「いいえ」
「すごい!今度私にも作ってくれないかしら?」
「いいですよ。私はといいます」
「私はリジーって呼んで」

私はこくりと頷いた。
やば、めっちゃかわいい…変質者

ふと後ろを向くと、
シエル達がいました。

そうか、リジーに見つかりそうなんだな。

リジー
?」

私はセバたちに目で合図する。

「ちょっと待って、ここのレースが取れかけてる」
「えっ、嘘!」

こっそりと一応持っていたソーイングキットを取り出し、
てきぱきとレースを縫い付ける。

私のドレスの下のほうは繊細だから、一応持ってきたんだよね。

「はい、どうぞ」
「ありがとう!あ、花がついてる」
「おまけよ」
「ありがとう!」

そして、またリジーは
シエル達を探しに行った。

がんばれシエル。(人事かよ)




















ダンスを踊り始めた。

残念ながら、私にはペアがいない(


「リジー」

どうしたの?と聞くと、
シエルのドレスの特徴をいい並べ、みていないかと聞いてきた。

「ごめんなさい、知らないわ」
「あら…」
「そうだ、リジー、私といっしょに踊りましょう」

私も一応シエルと一緒に逆の男性ステップを少し練習した。

「え?でも」
「なら」

パチン!と音を鳴らすと、衣装チェンジ。
男性用だ。

「さぁ、お手をどうぞ、プリンセス?」
「あっ、は、はい…」

リジーは戸惑った顔をしていたが、
私が笑うと、少しずつ笑顔になってくれた。
こんなんだから男前って言われるんだ、私…(苦笑)

あ、一曲終わった。

「ごめんなさい、リジー、私行くところがあるから」
「うん。、ありがとう、楽しかったわ」

こちらこそ。





パチン!とまた指を鳴らして、
衣装チェンジ。

「どうしようかな」

曲が始まる前に、
急いで走り出した。





ベランダ。
今は誰もいないし、
誰も見ていない。

ゆっくりと、










飛び降りた。





ふわ
ふわ



…ピーターパンの力を使ったから、そうたいしたことは起きない。
…ただ、ちょっとドレスがめくれるだけで。(おま)

こういうのやってると、xxxHoLicの雨童子を思い出す。
すげーよね、あの巻き髪とゴスロリっぽいの。

嗚呼こういうときでも素敵☆腐女子だ…ははは

ゆっくりと、緑の芝に座る。
ドレスがホールケーキのように広がる。

「月がきれいだなぁ」

こっそり持ち込んだIPodで、曲を聴く。

椎名林檎のギブス。





「〜♪」

色が褪せているのに、綺麗に聞こえる歌詞。

ゆっくりと目を閉じる。
夜の空気は、なんともいえない。

気が、遠くなっていい。








あ、セバ。

「だいじょぶ?シエル」
「ああ。それより…」
「…透けて、ます、





え?





えっ、嘘
もう次の世界に行かなきゃだめなの!?
…そうかぁ。

「…はぁ。もうここでお別れみたいね

あの紙が飛んでくる。
今回もらえる力は、セバの能力全般らしい。

「ちゃんと、やっていきたかったなぁ」

マダムにも。グレルにも。ちゃんとあって、
シエルの力にだってなりたかった。

「ごめんねぇ…」

なんだか、この世界くるとしおらしくなっちゃうなぁ。

セバとシエルの手を取って、きゅっと握る。
シエルの顔はちょっと悲しそうだった。
やっぱり子供っぽいなぁ。
セバは少しだけ、眉を下げて、
苦笑していた。










またね。シエル。セバ
また、会おう。
































2007.9.14