へいへーい(何)
Her changeable life
〜彼女の変わった生活〜
「あでっ!」
いった…背中打った…!!!
世界がシャットアウトする感じがした…じゃないよ!(逆ギレ)
ぐきゅるる〜
「…うわぁ」
恐らく周りには聞こえていないだろうけど漫画みたいな音が出たよ…
…なんか食べたいなぁ。
「てかここどこよ?」
路地裏?
狭い隙間だなぁ…と思いつつ、外に出た。
ら、
ぐにゃり
「え」
隙間が…………………………無くなった。
え?何これ私が落ちてきたときだけこうなるの?え?(落ち着け)
びびりながらも誰も気付いていないのでよしとする。
全然良くないけど。
えーと、
「(まず…制服のままだから私服に替えて…)」
後、もっていた鞄から紙を取り出す。
また頭とかにとんできて当たったら痛いし。
…舐めんなよ!(何が)
字が、じわりと滲むので、それを目を細めて読む。
「ああ…ギアスね」
もらえる力はルルーシュのギアスらしい。
良かった、そういうので。
さて、ここはどこなんだ。
フランス?イギリス?
時間は現代…(だよね?)の夜らしい。
普通の世界だなぁ。
…………まぁいいや、とりあえず何か食べよう。
…今、食い意地がはってるって言った奴、
正直に出てこい(誰にいってるの)
「あ」
あのお店、匂いするしここレストランでいいよ…ね?(お前)
サンタルチアって書いてある…
「っし!」
手をぎゅっと握って私は店の中へ入った。
お金?それは空間の再構成でt(おま)
「ぷっはー!」
はい、美味しい!じゃねーやです!(食い意地張ってるな)
イタリアン好きなんだ!パスタもう絶品!
なかなかいい雰囲気のお店だ!これからもこよーっと。
おじさんがいっぱい…(笑)
水を口に含んで、もうちょっとしてから出よう、と思っていたとき、
ピアノの音が鳴る。
この曲は…
「…どっかで聞いた事あるぞ…」
なんかある漫画のフラグが立ってきた…
「ピアノ」
「外国」
「サンタルチア」
「イタリアン」
え、いや、まさかな?(何だ)
「コラ―――!!」
「(ビクゥッ!)」
ホラァアアァァ!!!!!(泣)
もうなんかこれ絶対あれじゃんか!(だから何)
でてきたのは店長らしきおじさん。
「うちの店で
そんなつまらん曲弾くなー!!」
やっぱりね!ほらね!(泣)
のだめカンタービレでしょ!!!!!
「わたしが口直しに歌ってあげよう!」
あっ…生…!!!よっし、聞いてこう!(何様だ)
浮かせていた腰をもう一度椅子に落ち着ける。
ちょ、もうなんか短時間でいろんなテンション使いすぎて
疲れてるんだよ!(煩い)
椅子にもたれかかって、くるりとピアノのほうを向く。
ほらね、のだめいるじゃん(おま)
あっ…ユンロン!(※好きキャラ)
ユンロンがピアノの椅子に座る。
私もピアノやった事あったなぁ…小6で止めたけど。(意味無い)
声が響く。ちょっと揺れてるよ地面…
でもすっきりするなぁ…いいよね、音楽(何)
歓声が響いている店の中で、私は席を立つと、
二人のところへ行った。
「日本人…?」
「(のだめだー)えーっと、さっきお金無いっていってたよね?
貸すよ、私結構持ってるし」
ああああああ心臓ドクドクするわあああ(チキン)
ちょ、なんかもうアイドルの握手会みたいな!
なんかいろんな意味で泣きそう!(泣くな)
「い、いいんですか?」
「(!ユンロン!)いーよいーよ」
鞄から財布を出して、お金を払う、ついでに私の分も。
「あのさ、そのかわりちょっと道をたずねたいんだけど」
「?」
「ここの住所に行きたいんだけどね。よくわかんなくって」
鞄から出したのはメモ。
そこにさっき紙に聞いた
あののだめ達のいるアパルトマンの住所が書かれている。
「あ…知ってます」
「あ、そうなんだ、じゃあごめん教えて!」
そう言うとユンロンは承諾してくれた。
……………………………良かった…!!!(ヘタレビビリチキン)
「ユンロンって言うんだ〜そっちは?」
「のだめネ」
「へぇええ〜…で、なんでそんなにしおれてるの?」
「…浮気?」
とりあえずユンロンとタメで話せるようになりましたが…
のだめが元気ないんであの…
のだめと話が続きませ…(気まずっ)
「(浮気って…)それにしても住んでるところと私が行くとこと同じだったとは…」
いや、知ってたけど。(おま)
そう口走りながら、ぼうっと空を見上げた。
これからどうしよっかなぁ。
2008.1.17