わっほほーい!(テンション高)

Her changeable life
〜彼女の変わった生活〜

んー

はい。でっす☆(はいそこ痛いとかいわないの!
今の声は唸ってるんじゃないよ。鼻歌だよ。(ええええ)
ちなみに椎名林檎やっつけ仕事

まぁなんでそんな呑気かっつーと、答えは簡単。





さっきからアレンと私が賭けに勝ちまくってるから☆(うぜぇ)





アレだ、腐女子になったときにね、アレンに憧れて()イカサマをしたかったわけ。
んで、イカサマ上手い人を家に呼んで
練習したの。(ああ金持ちだからって石は投げないで!

ごめん母ちゃん、親のすねかじりの分際でこんな下らん事に金使って。





別に怒ってなかったけd(黙れ)





まぁとりあえず私は本当に自立したいときだけ家の金は使わない。
PCゲームとかマンガは家の金だけd(死ね)

コール

あ、ロイヤルストレートフラッシュー。

あのときのイカサマの先生…(一般人)
キツかったけど今役に立ってます…!!!

「また僕の勝ちです」
だぁああ!ちくしょー

ほらほら賭けは途中で投げ出しちゃいけないんだよ(黒)

あーアレンの顔が黒い。
顔っつーかオーラが黒い。
むくr(違)

ちくしょう!もう一回だ!」
「んじゃあ次私」
とアレンすごいである…!!


ふと、やろうとした際にラビが服をつんつんと引っ張ってきた。
…かわいい。襲いt(消えろ)

「ちょっと、待って」

そう一言かけてラビのほうに向く。
って顔近っ!(嬉)

(どゆことさ?お前ら異様に強くない?)
((だってイカサマしてますもん))

私とアレンの小さな喋り声が重なる。

マジ!?お前らそんなキャラ!?)
(だって先にクロウリーに勝負誘ってきたのあっちじゃん)
(ですよね。…カードで負ける気はしませんね
修行時代師匠の借金と生活費を稼ぐために命懸けで技を磨きましたから
(私もある人に(というかアレンに)憧れて人雇って特訓したもん)
(技って…てゆうかって実は金持ち?)





(博打なんて勝ってなんぼ…容赦はしません)
(それに3対2だしね)





アレンとが黒ーい…

さて、やろうか。

「さって。これだけじゃ詰まんないから次は運に賭けようかな」
は!?
!?

これはアレンも予想外だったらしい。

「別に情けかけるわけじゃないからね。ただスリルが欲しいんだよ。





アメリカンページワンをやろう
「「アメリカンページワン?」」

ラビとアレンの声が重なる。

全員知らないようなのでルールを説明。
ちなみにこのゲーム、UNOの原型なので、
ルールはまったくUNOと同じだ。


同じマークか、数字を出すだけ。

めんどくさいから、リバースとかスキップのカード指定は無しにしとこう。




「じゃあ、ゲームスタート!




















キリレンコ鉱山前―――
「んーやっぱり空気冷たくて気持ちいー」

んーと伸びをすれば、背骨がぽきぽきと鳴る。

ふと、アレンが窓から乗り出しているのを発見。

「アレン危ないよ」
「わっ、!」

ああ、荷物渡してたのか。
…あ。

イーズが手を振っている…!!!(可愛い)
やばい持ち帰りたい、可愛い…!!!(危険)
……………無理だけど(チキン)

「ふふ」
「?」

アレンが不思議そうな顔をしているけど、
手をひらひらと振る。

「いやぁ助かった
実は今日からこの近くの鉱山で外働きでね」
「そりゃキツいっすね」
「はは…どこから来たんですか?」
「どこからも♪」

ティッキーとアレンが楽しそうに()話している間、
私はイーズをじっと見つめてニコニコと笑っていた。(変態とか言わないで!

ふと、すっとイーズがアレンに向かって手を出す。

「おれい」












かわいいいいぃぃぃ!!!(キミヒロのうつったかな)

「?」

アレンは首を傾げる。
あああああ可愛いなどっちも!(えええええ)

「イーズ
それ お前の宝物だろ!
待て待て礼なら俺がすっから」
「いいですよ気にしなくて」

なーんてやりとりをして、ティッキーがポケットをあさっている間に
私は持っていたバックの中からあるものを取り出し、
イーズの手のひらにのせる。

「んじゃあちゃんからこのゲームが楽しかったお礼としてこれをあげよう」
「…
「んー私の名前ー。こんなもんでゴメンねー」

ほい、と自分が持っていた自作ペンダントをあげた。
お母さんが持ってたチェーンに
自分で作ったビーズの黒猫をぶらさげたモンである。(めっちゃ大変だった)
ちなみに製作時は小学生です。


結構作った記憶は薄れちゃってるけどね。

「ありがとう」
「いえいえ」

そんな会話を交わしたとき、汽車が動き出した。

「ホイ」
ビッ
!?

ティッキーがこちらに何かを投げる。
アレンがそれをうまくキャッチしたので私は調子に乗って
ナイスキャッチ!」と言った。

「それでカンベンしてちょー」

そう言ったティッキーの姿が小さくなった。

「あ、トランプだね(やっぱり)」
「はい」

見せて、と手を出そうとしたとき、
私は自分の手を見て思わず手を引っ込めた。

「どうしました?」
「ん?(えっと、あー)いや。なんか苦手な虫が飛んできたから」
「?そうですか」

ほっとして、私はちょっと風にあたると言い訳して
急いで汽車の車両と車両のつなぎ目へ。
アレンが「え!?今トンネルの中ですよ!」とか
言ってたけど聞こえないよー(うぜえ)





「…手が透けてる





あービックリ。
とりあえず空間の再構成をして、記憶は消した。

「もう次の世界か」

神田にあえなかったなぁ。(ソレか)

まぁいいや、会うのはもっと先になっちゃうし。
ふ、と笑って目を閉じる。

髪が舞い上がる。










さて、次はどんな人たちに会えるかね。
そう思いながら。






























2007.12.16