ふぅ…(何)

Her changeable life
〜彼女の変わった生活〜

「4人とも





忍者をやめろ

えーっと…

「忍者やめろって
どーゆーことだよォ!!」
「(ビク)」

びびび、ビビッたー(おま)
い、いきなり大きな声ださんといて…

そりゃさ!そりゃさ!確かにスズ 取れなかったけど!
なんで やめろまで言われなくちゃなんねェんだよ!!

「どいつもこいつも忍者になる資格もねェガキだってことだよ










まぁ、まだ一人は大丈夫だな

そう言って、私のほうを……………

……………………………………あれ。(遅)

え、ちょ、なんで私のほう見るんですか、視線が痛いんですが
ちょ、ええええ!?(黙れ)


その時、かすかに横に風が通った。

「(!
サスケ!)」

サスケが怒って飛び出していったのが
セバの力によりくっきり見えた。
急いで私は反射的にサスケを庇うようにして抱え込む。
あっ…良い匂いが…(おま)





ガッ





「(…っいってぇぇぇぇええええええええええ!!!!!)」

頭蹴られた。
頭蹴られた。(分かったから)

サスケの代わりにカカシ先生に蹴られちゃったぜ…
ちょっ、そういう趣味無いんですけど!
ううううう苦しいじゃねぇかぁ!

ああ…走馬灯が見える…(見えません)

思えば最近…いろんな物が頭にあたるなぁ…
何だ?頭になんかついてんのか?
………それもイヤだなぁ…

!!
さん!サスケ君!
「っく…お前…」

だいじょーぶサクラちゃん
サスケ君無事だから。
そして私が明らかにオマケっぽい気がすr(いやいや)

そしてサスケ……そんな意外そうな顔しなくても(泣)

「お前ら 忍者なめてんのか
あ!?





何のために班ごとのチームに分けて
演習やってると思ってる」
「…っはっ、ち、チームワーク…(そして足をどけて…)

はい、死にそうな声を出したのは私です。
く、苦しい…い、きが詰まる…(泣)

「!チームワーク?」

ナルトがそう声をあげる。

「そうだ、チームワークだ!





4人でくれば…スズを取れたかもな

あの、

「チームワークを乱す個人プレイは
仲間を危機に落とし入れ

殺すことになる
……例えばだ……





サクラ!ナルトを殺せ
さもないと






カチャ





「(……………………何で俺!!????)」

あっ、俺っていっちゃった☆(キモい)

☆じゃねぇぇぇぇぇ!!!!!
マジでビビる!ちょ、ヤバイ泣きそうだ!
首もとのひんやりした感じがリアルだ!(泣)


が死ぬぞ
!!
え!!?
「と…こうなる」

…そりゃないぜ(いや、分かってたけど)

あー怖かった首スパァァァァン!とか冗談にならんもんな(おま

人質を取られた挙げ句
ムリな2択を迫られ殺される


こわっ(おま)

と、頭から重みが消える。

「(ほっ…)」

頭がざらざらするから砂はいったかもなぁ…
ほっとしながら体を上げる。
下にサスケいるしね。

体勢を立て直すと、
サスケにじっと見られた。
…………照れようにも睨んでるように見えるから
照れられないじゃないか。(は?)

いや、睨んでないかもしれないけど。

とりあえず気まずくなりつつも目線を無理やり逸らした。

「…がただの英雄じゃない……」

話すすんどる…!!(そこかよ)















任務中 殉職した英雄たちだ

……………………………じっと黙るけれど、
息が詰まるようで苦しい。
どうしようもないような、そんな感じの。


「…お前ら…!
最後に もう一度だけチャンスをやる
ただし昼からはもっと過酷なスズ取り合戦だ

さて…

先生が去った後
見得を切ったナルトの方から大きな音がした。

「…ナルトおなかの音大きいね(マジで)」
うっ

かなり腹減ってるんだね。

はいよ
ホラよ

声が被った。サスケと。
顔を見合わせたが、すぐに逸らした。

「ちょ…ちょっとサスケ君、さん
さっき先生が!」
「大丈夫だって気配ないし、食べ盛りなんだから食べないとね。
ほれ、口開けな、食えないでしょーに」
、は?」
「私元々よく吐く体質なんだよ、一日くらい抜いても大丈夫だしね」

あー、と私が口をあける真似をすると
ナルトも恐る恐る口をあけた。

………

バッ

黙りこんでいたサクラちゃんは、ナルトに弁当を差し出す。
そんなこ光景に頬が緩む感じがした。

「へへへ





ありがと…」

ナルトも笑っている。
ああ…かわいi(雰囲気ぶち壊し)

その時。





ボン!!!!





お前らあぁあ!!

ぎゃーす!知っててもこえええええ!
ホラーァァァァ!!!!



うわぁああ!!
きゃあああああ
「(…あ、あ、





阿鼻叫喚…!!)」

何考えてんだてめー!(泣)
あああああああああ頭の中ぐるんぐるんする…






目をぎゅっとつぶって、カカシ先生の明るい声が聞こえる。
それから、私は目を開けた。





目の前には、満面の笑みの、カカシ先生がやっぱり居た。















「これにて演習終わり
全員合格!!
よォーしィー第7班は 明日より任務開始だァ!!!」

ふ…疲れたぜ…(ははは)

そしてナルトを置いてさっさと帰ろうとする先生に私はあるものを渡した。










先生、コレ
ん?










カカシ先生の手を握って、手の中に落としたのは、
からり、と音を立てる、鈍い色をした鈴。


「もう、必要ないんで。じゃ、私はナルトを助けに行かなくちゃ」

へへ、と笑って歩き出すと、、と声がする。

「なーんですかー鈴のことなら何にも聞かないでくださいよー
まぁ聞かないだろうけど」
「あー、そのさっき頭を蹴って悪かったな!手違いだ」
「別に、気にしてませんよー





忍、ですから?」

そのまま私はナルトの方へと走っていった。





我ながらドラマのような去り方っ…!!(死ねよ)

あ、

「えーと、サスケ、でいいかな」
「…」
「ナルト?なら私が縄ほどくから先いっていいよ」
「…礼はいわないからな
「?…ああ!

あのときか。
さっきのホラ…踏まれてたヤツだよ(おま)

「別にいいけどねー」

そういいながら手をひらひらと振った。

「ごめんねナルト」
!」

ぱぁ、と顔を輝かせるナルト。
可愛い…襲いt(お前)

「ていうか影分身使えばいいんじゃないかなぁ」

「まぁいいよ」

笑いを押さえながら縄を解いて、急いで二人でカカシ先生達の元へ走った。






























2008.1.5